ボブ太郎の余暇とひとりごと

女子ウケしない、旅とか趣味とか。

上京してわかった地元おやつ「鬼まん」の魅力

今週のお題「手作り」

 

こんにちは。東京はいい天気です。陽が暖かいので、ベッド周りのお洗濯をしています。お外で干した布団って気持ちがいい。洗濯物が陽に当たって風にそよいでいるのを見るのが好き。

私のような田舎生まれは都会に来ると「布団外に干してる人少ない!」というギャップを感じます。あと田舎者は窓開けて喚気をするのも好きです。職場でよく窓を開ける人、地方出身者が多くないですか?(弊社だけ?)

 

さて、最近地元の郷土料理(というと大げさ)である「鬼まん」づくりにはまっている。同郷のひとならわかると思うが、鬼まんは昔から当たり前にあり、和菓子屋や甘味屋だけじゃなく、スーパーの総菜売り場にもあるし、スーパー内で蒸したての鬼まんが売られたりしていて、特に昭和生まれであれば非常になじみ深いおやつである。そして別に、そんなに好きじゃなかった。普通だった。いや嘘だ。おやつの中ではハズレ寄りだった。なしよりのありってやつ。同じ「まん」カテゴリーで言えば肉まんやあんまんやピザまんのがテンション上がるのは私だけではないはずだ。

それがなぜか、このごろ鬼まんが恋しくてたまらない。蒸し器を購入したときにまず思い浮かんだのが鬼まんだ。あんなにありふれていたのに地元を離れるとまったく姿を見ない鬼まん。見えないと恋しくなるのはなぜだろう。

 

鬼まんの作り方

【材料】

  • さつまいも 200g
  • 米粉(小麦粉でもよい)80g
  • きび砂糖40g
  • 水適量(豆乳とかでもいいかもね)

1.サツマイモを大体1cm角のさいの目切りにし、10分程度水にさらす。

2.水気を切ったさつまいもにゴムベラで砂糖をあえ、10分程度放置する。

 ※本当は蜜煮をするらしいのですが、家庭ではまぶすだけでいいです。

 ※この間にクッキングペーパーを10cm程度の正方形に切って水にさらしておく

3.サツマイモから水分が出てくるころ、米粉をいれ、ゴムベラで捏ねる。

 少しずつ水を足し、調整する。

まだまだ粉っぽい

ねっとりとまとまるようになったら良い感じ

4.スプーン(もしくはアイスディッシャー)ですくって濡れたクッキングシートに盛る

洗い物を増やしたくなさ過ぎて鍋の蓋の上で盛るズボラ女 ※当然目分量

5.20分程度蒸して、刺した竹串に生地が付かなければ完成!

 蒸している間は空焚きにならないようお水の量に気を付けましょう。

湯気の中に入れられる鬼まんたち。蒸されてこい!

 

できた!鬼まん!

少し時間をおくと表面がつやつやしていい感じ

うぅーん、お芋の甘さときび砂糖のやわらかい甘みが素朴でおいしい。。自宅で作ると粉の割合を少なくできるのがよい。しかもなんてシンプルな材料なんだ。きっと本当に、昔は各家庭のお母さんが甘いお菓子として作ってあげていたんだろうな。

これからも帰省して鬼まんを食べることはなさそうだけど、自宅で作るのにはハマってしまいそうだ。別に焼き芋でおいしいんだけど、なんでこんなに鬼まんにしたくなっちゃうんだろう。地元の郷土料理とはそういう存在なのかもしれない。離れるまで知らなかったなぁ。

 

残りは冷凍して朝ごはんにします。