ボブ太郎の余暇とひとりごと

女子ウケしない、旅とか趣味とか。

粋でいたいけど、「盛り」が必要なときもある。

今週のお題「盛り」。

ブログ盛れてる?

 

「盛り」という言葉を聞いたとき広告業界にいるとまず「誇大表現」という言葉が思い浮かべられる。根拠のない「世界一」「最高」「歴代トップ」などのナンバーワン表現、「唯一」などのオンリーワン表現、「世界初」「今までにない」などなど…広告主の皆様はとにかく煽りたがる。気持ちはわかるんだけどね。根拠が示せないとダメな媒体が多いです。逆にそういう表現を許容している媒体は基準が緩いとも言えます。

GoogleSNSでは個人で広告配信ができるので、もし審査でNGになった場合はこのあたりの文言がないかチェックしてみてください。WEB広告でやりにくいのは「絶対ダメでもない」ということです。見逃される時もあったりするので、なんとも仕切りにくいのが代理店の本音です。

 

人間、盛りたくなるのは性分だ。

誰かに何かを話すとき、「盛りたい」欲はふつふつとわいてくる。ちょっと多めに、高めに、少なく、控えめに、話したくなる。でも聞き手のとき、案外盛っているかどうかってわかるものである。もしくは時間差で「なんだ笑、大げさだな」と、わかるときがくるもの。ということを何度か経て、「盛る」より「引く」を心がけたいと思うようになった。

 

ありもしねえ中身をあるようなふりするなんて
みじめたらしくてわっちゃあ好かねえよ
どうせなら中身があるのにないふりするのが粋というもの

(漫画「さくらん」より~うろ覚え転載)

 

でもビジネスの場では「盛り」はチャンスを得るために必要だ。だってさ「うちには何にもないです」て言っている会社、全然話聞きたくないもんね。実績がないことでもできる目途が立つなら、できることとして提案して挑戦していくべきだ。(もちろん信頼を損なうような提案はダメです)

「この会社と取引したらうまくいきそう!」そんな風にお客様に思ってもらえるかどうかというのはやっぱり営業の「盛り」の力が大きいんじゃないだろうか。そしてその「盛り」を実現するために誠実に取り組むことで、成長できるんじゃないだろうか。

 

ということで、明日から1週間頑張って、GWを迎えるぞ!

GWは口腔外科で親知らずを抜歯するので、全然楽しみじゃありません(号泣)