ボブ太郎の余暇とひとりごと

女子ウケしない、旅とか趣味とか。

ワカケホンセイインコたちの話

うちの近所には緑地があり、鳥たちの憩いの場になっている。

ヒヨドリオナガ、スズメ、などなどたくさんの鳥たちがいて、雨が止むと鳥の鳴き声でわかるのだ。ここ23区?とも思うけど、田舎者なのでこういうところ気に入ってます。

そんななか、鳴き声も姿もダントツで目立っている鳥がいる。ワカケホンセイインコである。

あまりに自宅付近なので写真でなくイラストで紹介します。

これはオス。

ワカケホンセイインコ(Psittacula krameri manillensis)は、ホンセイインコ(Psittacula krameri )の亜種で、本来インド南部やスリランカに生息している緑色の鳥です。原産地では、主に低地の半砂漠から二次的な明るいジャングルにかけて生息していますが、標高1,600mのような標高の高い場所にも分布しているようです。

 日本には飼い鳥として持ち込まれたものが逃げ出したりして、1960年代に入ってから関東地方などで野生化し始めたと考えられています。(出典元:日本鳥類保護連盟HP)

 

鳴き声は「ピェーーーッ」「キエッ」となかなかに特徴的である。そして鮮やかなグリーンはすごく目立つ。今日は複数羽でカラスを追い回し、追い払っていた…(つよ)

 

なんでこんなに気になっているかというと、実は近所のとあるお宅でたくさんのワカケホンセイインコを飼育されていて、ある日突然、1羽もいなくなったからだ。(外の鳥かごに2羽ずつ入れられていて、悪天候の日も鳥かごが外に吊るされていたので、気になっていた)どうしても、まさか…と思ってしまう。

まぁそのお宅ではないと信じるとして、どこぞの人間がペットとして持ち込み、故意か過失かで野に放ち野生化してしまっている。動物や自然に対して人間が与える影響って、本当に目も当てられない。

こうして外来種として問題視されているワカケホンセイインコ。少なくとも私の自宅付近において、肌感覚では増加していると思う。もちろん生態系の維持はとても大事だけど、いつか駆除されてしまうんだろうか。これも無責任だとは思うがやりきれない気持ちになってしまう。

 

 

私はワカケの目が怖い

でもね、世の中にはちゃんとペットとして大切にされているワカケホンセイインコたちがいるわけですよ。そういう動画や写真をみるとホッとします。

 

明日は雨。近所の鳥たちもきっと静かに過ごすことでしょう。