なんかレイトショーなくなってた。。
久しぶりに映画館で観た。スペイン映画「パラレル・マザーズ」アルモドバル監督作品も久しぶりだ。高校生の時衝撃を受けた「トーク・トゥ・ハー」以来、全部ではないけど興味がわいた作品は観ている。
パラレル・マザーズは割とよくある「子供の取違え」が軸になり、並行するように、内戦で遺体を放置された祖先の骨を掘り起こし埋葬する遺族たちの活動が描かれる。これは血と時間と愛についての物語である。
アルモドバル監督作品の登場人物はときどき感情や意図がはかり知れない言動をするのだが、それがミステリアスで私はとても好きだ。ぜひ味わってみてほしいです。
この映画の魅力の一つは映像美。
住居・インテリア・街並み・お料理、すべてがとってもおしゃれ。主人公の暮らす植物が豊かなマンションの部屋もすっごく素敵だ。主人公はファッション誌などの写真を撮るカメラマンなのだが、ハイブランドの撮影シーンもかっこよかった。
もちろん登場人物の衣装もすべてキャラクターが立っていて、おしゃれだった!なかでも個人的に好きだったのは主人公と恋人(男性)のカラーニット。こっくりとした鮮やかな色で、さらっとデニムに合わせている姿がめちゃくちゃ素敵。こういう海外のカジュアルスタイル憧れる~。あと、やっぱりスペインらしい色合わせの美しさってあるよなぁ。。。フランスやイタリアとはまたちょっと違う。
一番好きだったシーンはペネロペ・クルスとアイタナ・サンチェス=ギヨン、大人の女二人が中庭でタバコをふかしながら語り合うところ。もう絵になりすぎてた。
もう一回言います。もう美術鑑賞だと思って、観てみてほしいです。
あのペネロペ・クルスのほっそいのに巨乳で、小柄なのに足長な感じずるすぎます。すきぃ・・・
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