ボブ太郎の余暇とひとりごと

ひとり行動大好き女による、女子ウケしない旅とか趣味とか、ひとりごと。

2年ぶりの大阪!出張ついでに楽しんできた。

朝4:00起床で6:00品川発の新幹線に乗り込み、大阪の仕事の現場についたのが9:00過ぎ。胃の奥にくすぶるむかつきに感じる寝不足…。でも!動物とたくさん触れ合えたので、いっきに元気になった!本当に、なんて貴重な機会をいただけたのだろうか。仕事で動物と触れ合えるなんて!

大阪城と夕陽

もうさ、古い人間だから言わせてもらうけどさ。

仕事をやりたいとかやりたくないとかで選ぶ奴がいるけども、“サラリーマンの”仕事なんて自分がやりたい!楽しい!ことなんて全体の2-3割で、その瞬間のために8割がたのときめかない仕事を能動的に面白みを見つけて、自分を納得させていくしかないと思うんだよな。なんでも与えられると思ってんじゃねーぞって。それがいやなら好きなことだけして稼げる自分になりなさい。

ダメだ、最近すぐにうっぷんが。つまり、このハードな出張はそのときめきの2-3割に分類されるお仕事でした!

大阪は2年ぶり。いっしょにお仕事する子は初大阪!ということで、粉ものもたくさん食べました!

 

お好み焼

お好み焼きもネギ焼き(私ネギ焼き大好き!)もとっても美味しかった。

▼安くて美味しかった!生ビール500円以下だった!(東京じゃありえない)

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別の日はタコ焼きも食べた。個人的には明石焼きを食べたかったのだが、残念ながら売り切れで食べられず‥。明石焼きィ…20年ぶりくらいに食べたいよう。

 

かすうどん

何度か来ているのに食べたことなかったかすうどん。。無理やりホテルへむかう経路上の店で食べたのでちょっと違うかもしれないけど、おいしかったなー。大阪はうどんがおいしいなぁ。

「かす」とよばれるホルモンが入ったうどん

大阪に来るたびに思う。大阪名物って炭水化物が多いよね…。腹パンだよ!でも基本的にみんな安くて美味しい。さすがあきんどの街。消費者の厳しい姿勢が、お店を育てていくのだろうか。

通りすがりの梅田芸術劇場に宝塚111周年のツリーがあった!
きゃあきゃあ

大阪名物・ミックスジュース

わーい。ビタミン不足を補うため、帰りの新幹線のおともはミックスジュースに。あーケチらずにLサイズにすればよかった。一瞬でなくなるじゃん。スタバもいいけど、サッパリするし、健康的だし、新幹線の駅でミックスジュースが買えるのいいよなぁ。

邪道なのはわかっているけど、牛乳嫌いなのでミルクなしのジュースしか飲まない

 

私の中で職場に土産を買うのは「有休をもらったとき」というのがマイルール。(フォローありがとうございますの意味で)でも最近先輩から出張土産をよくもらうので、新幹線乗る前に惰性で選んだら神戸の土産を買っていた。雑過ぎるな。まぁいっか。こういうところが社会性低いんだよなぁ。

 

梅田駅が劇的にきれいになっててビックリした。Time Outがやっているフードコート?みたいなところ、美味しいし、オシャレやし、電源もあってめっちゃよかった。11:00くらいにいったら祝日でも空いていました。昼間は子連れもいいし、夜はいい感じのカフェバーみたいになってそう。

www.timeout.jp

 

 

▼旅日記まとめ

 

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旅好き女が30歳から始めたひとり旅&おとも本のまとめ

お題「初めて一人旅をします。一人旅でよかった場所、一人旅初心者におすすめの旅行先を教えてください。」

30歳になったとき、「ひとり旅をしてみよう!」で始めた年に(最低)1回のひとり旅。最初は楽しめるか心配だったが、いまでは生きる糧。毎年の自分ご褒美に昇格している。良い機会なので、ショート感想で振り返るとともに、うまきもの・おとも本もご紹介!これからひとり旅をするかたの、参考になると嬉しいです。

飛行機旅がいちばん旅情を掻き立てられる。

30歳からはじめたひとり旅&おともの本まとめ

1初ひとり旅、長崎県

たしか割引利用のため新幹線&特急電車でいったはず。長崎駅周辺に宿をとり、徒歩でグラバー園・出島・めがね橋あたりの商店街を観光したり、レンタカーで島原城・雲仙方面にいった思い出。とにかく何を食べても美味しくて、ひとも優しくて「ここ住める!」と思った。長崎港そばにある長崎水辺の森公園が大好きになって、パンを仕入れて外朝ごはんをしたり、夜散歩したりしたなぁ。人生で行った公園で一番好きかも。

次に長崎へいくときがあれば絶対に軍艦島に行きたい。

記憶に残るうまきもの

吉宗(よっそう)の大きい茶碗蒸し、駅前の長崎ちゃんぽん、角煮まん、島原の郷土料理「具雑煮」、びわ茶、カステラ、シリリアの「マリンライス」

長崎のおとも本:遠藤周作「沈黙」

雲仙を歩きながら、あぁここでキリシタンの方々が…と、やりきれない思いになった。そいえば雲仙では野良ネコちゃんがついてきて、一緒に歩いたな。

『沈黙』 遠藤周作 | 新潮社

2運転しまくった、青森県

いまだに青森の市場で食べたホタテ貝柱のうまさが忘れられない。青森駅近辺に宿をとり、太宰の生家「斜陽館」のある五所川原白神山地トレッキング、恐山、大間(太平洋側)など、東西にレンタカーで走り回った。どこも印象深くて楽しかったなぁ。海沿いの道、真っすぐな農道やりんご畑など、ドライブとしても楽しめた。岩木山奥入瀬渓流は未踏なのでまた行きたい。桜の時期の弘前城も行ってみたい!

記憶に残るうまきもの

青森港市場のホタテ貝柱、恐山へ向かう途中にあった「長生きする水」、青森駅そばの夜カフェで食べたアップルパイ

青森のおとも本:太宰治津軽

驚くほど内容を覚えていない。。が、生家に訪れたあとなので臨場感マシマシな読書になった。太宰は正直あんまり好きではない。が、「斜陽館」はとっても良かった。

『津軽』 太宰治 | 新潮社

3離島にハマる、石垣島

すこし前に友人と訪れ、沖縄本島と離島は全然違う旅なんだな!と知り、ひとり旅でおかわりしてしまった。絵本の中のような美しい琉球の小島:竹富島やジャングルとマングローブ林が満喫できる西表島など島めぐりも楽しすぎた。美しい海でのシュノーケルも楽しいが、西表島のシーカヤック沢登りがとっても良い思い出。圧倒的な南の島の自然のパワーにすっかり魅了されてしまった!とにかくマングローブが大好きになった。

記憶に残るうまきもの

居酒屋の大将に「お酒飲めない」といったら特別に作ってくれた、お魚定食&ジーマーミ豆腐。あさひ食堂のふーちゃんぷるー定食(大盛り!)、とうふの比嘉での贅沢朝ごはん。

4冬にいった、奄美大島

琉球より大和文化が濃くて、沖縄より辺境感が強い魅惑の奄美大島琉球の信仰にも近いのだが人の住む場所「シマ」を挟む山の神様と海の神様や、海の向こうにある神様の国「ネラヤカナヤ」など、独特な郷土文化もとても面白くて、郷土資料館とかいっちゃったな。5泊くらいして、レンタカーで北部~南部+加計呂麻島という小島を回った。島の方たちに本当によくしてもらい、夜の海岸ドライブとか、島唄を目の前で聴かせていただいたりとか、かけがえのない思い出が作れた。こういうのってオフシーズンだからこそ、みんなが構ってくれるのだよね。

記憶に残るうまきもの

絶対体にもいい発酵飲料:ミキ!、見た目は緑のう〇こ「ふてぃもち」、好み過ぎる郷土料理:鶏飯。

奄美のおとも本:高野秀行「神に頼って走れ!自転車爆走日本南下旅日記」

この本の中に、奄美大島が出てきて「ケンモン」という精霊?妖怪?を探す話があるのですよ。それがなんだか可愛くて、私もケンモン探しました。(やば)ケンモンは沖縄のキジムナーに近しいね。民俗学的な話って面白いよね。

神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記/高野 秀行 | 集英社 ― SHUEISHA ―

5南の島の星空に会えた、西表島

今度は西表島に泊まりたい!という企画。だが…。上京直後だったため、空港にたどり着くのに手間取り、LCCは時間厳守なので、なんと、飛び立てなかったのである…。涙

1泊2日でもいい!と思って急遽成田泊し、翌日飛び立った。西表島のゲストハウスの人たちが「短時間だけでも」とマングローブ林に連れて行ってくれた。そこでもらったマングローブの種から育てた株は、今も家にあります。梅雨入りしていた西表島だったが、夜は雲が晴れ、満点の星空だった。西表島港には超美味しいパイナポーが50円~売られている。どこでもドアがあれば週1で買いに行きたい。

記憶に残るうまきもの

マングローブ林のなかで食べたピーチパイナップル

6登山と歴史探訪、福島県

東京でレンタカーをして、安達太良山という火山への登山と、会津観光に行った。会津若松では新選組の生き残りと会津藩主を思い浮かべながら鶴ヶ城を観光したり、白虎隊に想いを馳せながら飯森山を巡った。観光的に良かったのは茅葺屋根の並ぶ大内宿かも。安達太良山も良かったのだが、強風すぎて山頂は立っているのも辛かった。宿泊先の記憶がまったくない。辛かったのだろうか?

記憶に残るうまきもの

旬だった桃!(お土産屋さんでその場で切ってくれた)会津のわっぱ飯。衝撃だったのはネギをお箸代わりにする蕎麦@大内宿

福島のおとも本:浅田次郎壬生義士伝

主人公は南部武士ですが。

7コロナ禍で帰省がやっとで、旅行にいけなかった数年間

8ひとり旅再開、島根旅~大阪・名古屋

地域振興券みたいなのを利用して、お得に旅ができた島根旅。出雲大社石見銀山などの世界遺産を巡り、帰りは広島から新幹線で、大阪、名古屋(帰郷)を経て、東京に帰るという、数年の憂さを晴らすような旅行をした。石見銀山がすごく良くて、炭鉱を中心に山里の集落が栄え。。という歴史の趣が満喫できた。島根では毎日温泉に入っていたのでお肌がツルスベだった。

記憶に残るうまきもの

石見銀山のパン屋さんのプレッツェル、島根の朝食に出てきたしじみ汁、広島のお好み焼き&牡蠣

島根のおとも本:三島由紀夫「禁色」

旅先と関係なく、ただ読みたくて読んだようです。好きな三島作品ランキングでは上位3位に入れたい作品です。

『禁色』 三島由紀夫 | 新潮社

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陸の孤島を求めて:秘境秋山郷

現実逃避がしたくて、本に出てきた雪で閉ざされる集落「秋山郷」へ行ってみることに。秋山郷は長野だが、公共交通機関で行こうとすると新潟から路線バスを乗り継ぐことになる。秋山郷は秘境なだけでなく、秘湯もあった。そして、宿には超かわいい甲斐犬の子どもまで!思った以上に忘れられない旅になった。

記憶に残るうまきもの

宿で出た熊汁。越後湯沢で食べた油揚げに納豆入れたやつ。笹団子

秋山郷のおとも本:宮田珠己「日本全国津々うりゃりゃ」

超ゆるーい、旅のエッセイ。この本を読んで「お布団みたいな雪」がある、ガードレールのない国道を延々すすまないとたどり着けない場所、秋山郷に行ってみたくなったのである。

日本全国津々うりゃうりゃ / 宮田珠己【著】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

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10初海外!スリランカ

パックツアーならもう、絶対ひとりで行ける。そんな確信をもって臨んだスリランカ旅。最高でした。そして日本のツアーのハードスケジュールを改めて体感。ずっと行きたかったゾウの孤児院に行くことができ、本当に幸せだった。いろいろ行ったのに、いちばん印象に残っているのは多くの野良犬が横たわる早朝のビーチだったりする。

記憶に残るうまきもの

甘くて辛いパパイヤのカレー、ジャックフルーツマンゴスチン、エッグホッパーというスリランカの定番朝ごはん、スイカジュース

スリランカのおとも本:岡村隆「泥河の果てまで」

スリランカが舞台の冒険小説。小説自体も面白く、内戦時のスリランカを知ることもできる。南の島スリランカが急速な変化の課程にあることも実感。

『泥河の果てまで』(岡村 隆,荒川 じんペイ)|講談社

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11真冬に世界遺産、平泉

2025年、旅のテーマを「東北」に掲げ、1泊2日で平泉に。中尊寺金色堂もずっと行ってみたかった場所。冬景色の中の古刹が本当に風情があって素敵だった。岩手は何を食べても美味しかった!平泉くらいまでなら、雪もあまり降らないようです。このあたりから温泉宿にひとり泊も平気でするようになった。

記憶に残るうまきもの

餅御膳、提供していただいた白米のすべて、中尊寺金色堂敷地内で飲んだ甘酒

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12あきたび!秋田

2025年、2度目の東北旅は秋田!ずっと行きたかった阿仁と秋田駒ヶ岳に行くことができて幸せすぎた。ドライブで男鹿半島~阿仁~仙北~秋田市北秋田をぐるっと回ったのも楽しかったな。危険なクマ遭遇がなくてよかったです。ピリピリする玉川温泉も初体験できてよかった。次行くときは阿仁をもっとじっくり味わいたい。

記憶に残るうまきもの

秋田駒ヶ岳のあとのジンギスカン秋田駅そばの寿司、角館「そばきり長介」のそばソフト、田沢湖のそばにあったフルーツスムージー(桃)

秋田のおとも本:熊谷達也「邂逅の森」

人生で出会った本の中で間違いなく上位5つに入る面白さ。何度読んでもページをめくる手が止まらなくなる。この面白さを語るには、、、もう4000文字超えているので止めておきます。阿仁マタギが主人公です。

邂逅の森 / 熊谷 達也【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

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登山の記事まとめ~関東とちょっと東北

こんにちは!ブログを始めてから4年ほどたち…よ、4年!思った以上に長続きしている。。

登山の記事も割と増えてきたので中間まとめしてみます。

関東近郊の行きやすい山には結構いったな。しかし4年間で7ヤマ…これ趣味って言えるんか?年1-2回の肌感覚だから、うん、一致です。

この中で印象深いのはネガティブな意味で滝子山。二度と9月に里山は行かんと決めたね。死を感じるよ!

黒斑山はこのときお天気がいまいちだったので、もっかい行きたいかもしれない。冬山の登竜門だから、雪靴があれば冬でも‥あ、だめだ、運転に自信がないや。笑

秋田駒ヶ岳は行けてよかった。クマに会わずに下山できたのも本当に良かったなぁ。

低山でも高山でも山で見た風景や風、自然への畏怖は脳裏に焼き付いていて、いつだって思い出せる。これって本当に不思議。自然の美しさは果てしないから、感動が深いのだろうか?登山をする人生でよかったなぁ。

 

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秋田駅周辺で秋田犬とグルメ満喫!“あきたび”⑤

玉川温泉ピリピリ朝風呂から秋田駅までのドライブ

今日もばっちり早起きだ。普段轟音のアラームを聞きながら二度寝しているのに、旅行中はバイブのみで早朝に起きられるから怖い。

大浴場へいき、ぴりぴりな朝風呂を楽しむ。その後は前日に仕入れたマスカット・せんべいをかじってサクッと朝ごはんを済ませた。(ボブタロウハ ショクドウニ アキタ)

玉川温泉も積雪期には閉まるらしい。(東北は冬のお出かけの選択肢がだいぶ少なくなりそうだ)運営担当の方は毎日出勤して、施設の整備をしたり、雪かきをしたりするそうだ。接客等の担当者さんは期間限定なんですって。

今日もまずは田沢湖周辺まで戻ってくる。玉川温泉から一番近いコンビニは約45キロ離れたこの辺りなのだ。

バナナボートは秋田でしか買えないスイーツです ※デイリーヤマザキ受け売り
ますちゃボートめっちゃ美味しかったよ!増田高校の諸君!

朝ドライブのおともはコーヒーとバナナボート♪いい朝だ!

秋田犬に会いに、千秋公園

やっぱりどうしても、秋田犬に会いたい!ということで、秋田駅そばの千秋公園という場所にある「秋田犬ふれあい処」にやってきた。わんこの体調次第では触らせてもらえるらしい。

入り口で手を消毒するとどこから来たのかアンケートを受ける。聞くと、東京をはじめ新幹線沿線上の旅行者が多いようだ。

そしてテントの下に大きなゲージが2台!中には待望の秋田犬たん♡♡ぎゃーーーーーかわいい!大きい!もふもふ!脳が溶ける。

ぺしゃんこになった秋田犬

この美少年は1歳らしい。。眠そうでかわゆい

飼い主さんがそばにいて、触ってもいいときは声をかけてくれたり、赤ちゃんのときの写真を見せてくれたりする…。ぐぬぬ…うらやましい!家にこんな子がいるだなんて。与えらたものを享受する一方で、胸は嫉妬でいっぱいだ。(やめなさい)

寿司で“あきたび”のグルメ度を巻き返せ!

今回の旅、グルメが弱いんじゃないか‥?という懸念がわいた私。色々調べて秋田駅そばの市場内にあるまわるけどちょっと良いお寿司へいくことにした。

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これが大正解!頬張るとお口の中が幸せになるお寿司だった。あぁあ、もっとたくさん食べたいのに、お腹がすぐ埋まってしまうのが悔しい。涙 さんまも鯵も白身3種盛りもマグロ中トロもめちゃくちゃ美味しかった。(写真も最初に撮ってから存在を忘れた)

思い出すだけでヨダレがわく、アジ

「コーヒー塩ソフト」と豆乳

近くにあるおしゃれカフェ「赤居文庫」にソフトクリームの看板が出ていて、テイクアウトしてみることに。

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お店の名前の通り「本」がコンセプトのカフェである。提供を待つ間、貸出文庫の本棚にある本をパラパラ見る。ふむふむ、直木賞芥川賞受賞作品が多く並んでいる。あっ映画「ピアニスト」って小説が原作だったんだぁ。などなど、本をめくる手がとまらない。なんだか今回の旅はいつも本がそばにいるな。うれしい。

甘じょっぱい+コーヒーの香りがほろ苦くて美味しいのよ
歩き食べしてたら服がコーヒー塩まみれになったのはご愛敬

ソフトクリームを片手に車を停めている千秋公園までお散歩する。千秋公園の入り口付近にはハスの池、ホール、美術館などの文化施設が並ぶ。展示はお休みの秋田市文化創造館という施設へフラッと入ってみると、かわいい雑貨屋さんが並ぶなか、気になっていたお豆腐屋さんがあった!

トロトロ豆乳ドリンク・甘酒をいただくことに。うーん、温かくて優しい甘さで美味しい。

無調整豆乳の濃ゆい大豆の風味と甘酒がとっても合う
近所にあったらめっちゃ通っちゃうなこれー

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勝利成功・事業繁栄 大平山三吉神社へお詣り

飛行機の時間まで余裕があったので、ちょっと気になっていた神社へ行ってみることにした。千秋公園からもとても近い。霊峰:大平山を祀る大平山三吉神社である。本殿は大平山にあるようす。今日は里宮にお参り。せっかくなので絵馬も書いちゃう!ダメな自分に負けませんように。。。

とっても立派なお社

“あきたび”まとめ

秋田でのラストコーヒー@秋田空港

無事レンタカーも返却して、飛行機に間に合う時間に空港へ着いた。4泊5日の旅が終わろうとしている。不思議と「早く家に帰りたい」も「もっとここにいたい」もない。こんな感覚になったのは初めてだった。旅の前と違うのは秋田のことがとても好きになったということ。ナマハゲのいる神秘の半島・男鹿、山深い阿仁、他にない玉川温泉、美しい秋駒、お上品な角館、くまくま園のクマたち、モフモフの秋田犬、食べ物、どれもものすごく映えるか?というとそうでもなくって、でもひとつひとつがとっても良くて気に入ってしまったのだ。

そして久々のがっつりした旅は、私の心をすごく穏やかにしてくれた。リフレッシュって大事だなぁ。やっぱりストイックも大事だけど我慢ばっかりしていたら、何のために生きているのかわからなくなってしまうよね。大人なのに、とか、いい年して、とか自分をいじめるのはやめよう。そうだ!人生はやりたいことを叶えていく旅だ!と、改めて実感することができた。

私は旅行のときいつも「きっともう2度とこないから」を合言葉にしがちだが、秋田はまた来る気がする。来たいな。

整然と並ぶ田が美しい、ありがとう秋田。

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秋田・角館で観光とグルメ満喫!“あきたび”④

さすがに眠くて、朝風呂は諦めた。だが、夕方には岩盤浴を予約してある。

玉川温泉 本館の正面玄関

角館まで朝のドライブ

支度をして食堂でさくっと朝食をとり、相棒アクアたんで朝の山道を下っていく。昨晩は真っ暗で見えなかったのだが、エメラルドグリーンのダムや清流、森の中など、なんてよい風景が続くのだろう。そしておいしい朝の空気よ!
予報だと曇りのち雨だが、太陽も出ていて爽やかだ。登山向きではないが、街観光であれば十分だろう。
角館までは1.5時間程度。田沢湖付近までくると、おいしそうなスムージースタンドを発見

桃のスムージー。たっぷり

めちゃくちゃ美味しい!フレッシュなスムージーに体も喜んでいる。お店のかたは移住してこのお店をやっているよう。移住には憧れがある。かっこいいなぁ。

角館で城下町めぐり

武家屋敷「石黒家」

角館は佐竹氏に仕えるお侍さんたちの武家屋敷が立ち並ぶ古い町並み。京都や高山とは少し異なる雰囲気、道幅ひろく上品かつ整然とした街並みに不思議とスッと背筋が伸びる。

なんだか広々しているよねぇ

武家屋敷のうちのひとつ築200年以上の「石黒家」を見学してみることに。石黒家は角館で現存する武家屋敷の中で最も格式高いとのこと。ここには現在も子孫の方々が生活をしていて、住宅の一部を公開されているそう。母屋では係員の人が5分程度の解説をしてくれるのも嬉しい。
江戸後、お武家さんでなくなってからは商いでも頭角を現し、財を築いたらしい。学者や文人も多く輩出しており、いわゆるこの土地の由緒正しい名家なんだろうなぁ。自宅を文化財として公開している点でも、誇りと土地への使命感を感じる。

武士が会合をした座敷で畳のヘリで身分を分けていたのだとか。
もちろん床の間側が上座です

透かし彫りが雅です

その他、石黒家に代々受け継がれた鎧や書物等が常設展示されている。

角館街歩き お土産買う

碁盤の目のように均一に道が整えられているので、とても歩きやすい。

松本家は映画「たそがれ清兵衛」のロケ地にもなったらしい
苔むした茅葺が風情ある

安藤醸造さん。このお水は醸造にも使用されているとのこと。がぶ飲みした

安藤醸造さんは店内も歴史ある造りで見ごたえがある。お味噌やお醤油、しろだし等、美味しそうな調味料が並ぶ。うーん、買いたいけど、冷蔵も多いし、何より重たい!買うなら通販だ。と思いつつ、しょっつる入りのしろだしを購入。とっても美味しい。

すぐそばにはRÉGAL RITZという栗のお菓子屋さん。本当はモンブランを食べたかったけど、お腹がいっぱいすぎた‥。お土産もかねて焼きモンブランを購入。あきたこまち米粉で作られた生地がしっとりしていてとても美味しい。

regal-ritz.com

猫のいるお庭(ご自由にどうぞ)というお庭を発見。かわいい!ジブリの世界観だ。

そして新潮社記念文学館へ。私、〇〇館というものの中で文学館が一番好物です。

扉には川端康成「雪国」の装丁が

どうやら新潮社を創立した佐藤義亮氏は角館のご出身のようである。新潮社創設の話や、いろんな作家さんの情報をあらためて学ぶ。こういう機会があると読んでみたい本が増えて、うれしい。

こうして空き家化した武家屋敷も雰囲気あって素敵
角館グルメ

さぁ!今日もソフトクリーム食べるぞ!という熱いモチベーションで角館を歩く。

そばソフト。黒蜜とそばがき付き!超美味しい

この蕎麦ソフトが秋田で食べたソフトクリームの中で一番美味しかったかもな。

そしてもう一つ食べてみたかった、お狩場焼き。その名の通り、猟に出た際に食べられたものらしい。野菜と鶏肉を味噌を絡めた蒸し焼きする、なんとも私好みな地味料理(おい)。お味噌には山椒が入っているよう。山椒味噌…好き!!

おかりばやき と読みます。味噌味は無条件に米がすすむ

この看板とビルの奥の方にある立たずまいに強く惹かれた純喫茶「有頂天喫茶」。

この隠れ家感

女性のマスターがおひとりで切り盛りされている。薄暗い店内は昭和レトロな非日常感でいっぱい。こういう迷い込んできちゃった感があるお店、いいよなぁ。現実から解き放たれる。

美味しい珈琲とどこか懐かしい味のプリン

うーん、やっぱりコンビニコーヒーより格段に美味しい(失礼な比較)。お客さんがひっきりなしに来ては、満席と聞いて去っていく。よいタイミングで入れてよかったー。隣のおばさまたちが、私の住んでいる場所(東京)の地元トークに花を咲かせている奇遇にはちょっと萎えるが(なぜよりによってそのエリアの話?)、よい時間を過ごすことができた。

玉川温泉2日目!岩盤浴もする

玉川温泉宿に戻ってきた。室内岩盤浴は有料である。室外岩盤浴もあるようだが、天気が崩れる可能性があったので、室内にしたのだ。レンタルした作務衣を来て、ゴザを敷いた岩盤の上にゴロンと横になる。久々の岩盤浴…最高…。なんて気持ちがいいだろう。
見渡すと、どうやら貸し切りである。浴場内に飲料水も置いてあるし、わぁ、快適!
そうだ、ちょっとヨガしよう。と、普段やっているホットヨガのまねごとをする。ダウンドック、キャット&カウ、スワンのポーズ、、連日の運転と昨日の登山で疲れている身体に、ストレッチが効くぅ。寝転がりウトウトしているとあっという間に1時間経ってしまった。
あーあと1時間はいたかったなぁ。やっぱり岩盤浴好きだな。

今日も適当に夕食をすまし、あとは帰り道にスーパーで仕入れたシャインマスカットをかじって過ごす。

安くない?しかもプリプリだよ

明日は夕方の飛行機。どう過ごそうかな?なんか、この旅行、グルメ弱くね?ということで、明日のランチはうまきものを食べることにした。移動時間等を調べ、無理なく帰れるスケジュールを立てる。

朝食のさい、話しかけてくれた女性の方に「初めての強酸泉がこわい」と話したら「うんうん、わかる!でも50%も100%も、両方入ったほうがいいわよ!」と言ってくれたので、今日は昨日よりも強い心で浸かることができそう。
ということで、二度目の玉川温泉へ。
今回は蒸気浴という、蒸気が出てくる箱に入る(首から上だけ出ている)ものにも挑戦してみたら、これはとっても気持ちがよかった。はぁー…すごいなぁ温泉ってぇ…。こんなにほどけてゆく。毎日いろんな温泉に入って、すごく贅沢な日々を過ごしているなぁ。。

 

遠雷が聴こえたと思ったら、大雨が降ってきた。観光中に降られなくてよかったし、洗濯も昨日のうちに済ませておいてよかった。旅の運をありがとうございます。
寝る前にパッキングもあらかた済ませて、今日も深い眠りについたのだった。

 

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秋田駒ヶ岳で早秋の山歩き!&ぴりぴりの玉川温泉を初体験!“あきたび”③

朝4:00に目覚めた私はいそいそと、真っ暗な旅館を抜け出した。とはいえ、厨房の奥のほうからは調理器具のぶつかる音がしている。あー朝ごはん食べたかったなぁ‥。

秋田駒ヶ岳であきやま満喫!

登山口までの早朝ドライブ

秋田駒ヶ岳はアルパこまくさから自家用車の規制があり、8合目登山口に行くにはシャトルバスを利用しなければならない。まずは阿仁から田沢湖を横切り、アルパこまくさへ向かう。早朝の山間の空気は植物が香り立ってしっとりととてもいい匂いで、窓を開けて運転すると心地よい。秋田に来てから自然と呼吸が深くなっている。普段東京で「空気悪い」と思って過ごしてはいないが、やはり全然違う。あぁ美味しいなぁ。

お花をむしゃむしゃするカモシカ。こちらに気づくとジーっと見てくる。かかかかわいい。

早朝の田沢湖は爽やかでとっても美しかった。キャンパーが多いのも納得だ。

アルパこまくさの手前にあるコンビニに立ち寄り、朝食と行動食をゲットする。今回も昼過ぎには下山して里でちゃんとご飯を食べたいので、持っていくのはあくまで行動食。コーヒーも飲みたいけど、利尿効果があるので下山後の楽しみにする。
目指していたバスの時刻にも間に合い、8時前には8合目登山口に降り立った。

紅葉はじめの秋駒!

思っていたよりも寒い。なぜなら風が強いのだ。私は打ち震えた…自分の準備したウェアの装備が過不足なくハマったことに‥!(準備がドンピシャなときの快感はたまらない)風が強い登山ではペラペラのウィンドブレーカーが本当に心強い。私は春~秋の里山登山ではGUのUVカットパーカーを使っているのだが、UVカットパーカーのフードをかぶり、その上からウィンドブレーカーを羽織ってフードをかぶり、キュッと顔回りを締めて風でフードがめくれないようにすると、首の後ろの紫外線+耳さむい対策にもなるのである。(見た目はなかなかに海坊主‥いや、山坊主?)そしてサングラスは紫外線だけでなく、強風からも目を守ってくれる。完全防備!そしてザックにはまだレインウェアが残っている。高度が上がって寒くなっても対応できる余地がある。すばらしい。

山坊主現る ※生成AIで作成

阿弥陀池までくると、壮大な秋の山の風景が広がる。阿弥陀池の水もとっても清らかで、なんて気持ちがいいんだろう。が、ここで長居するには風が強すぎるかな。

休憩スポットにもなっている阿弥陀池周辺

まずは男岳へ向かう。この男岳山頂までが本当に風が強くて、立っていられないほどだった。ドドドと鳴り、吹き付ける横風に心が折れそうになる。だが、ムーミン谷のほうを見やると素晴らしい絶景。遠くには雲海も見える。はぁすごいなぁ。

遠くに雲海が見える。風景が2000m級の山のよう。

普段の里山は森の中を数時間歩いてようやく美しい風景に出会えて…となるが、この秋田駒ヶ岳は登り始めからずっと美しい風景の中を歩くことができる。なんて贅沢!人気があるのも納得だ。

男岳の山頂にはお社が。ピークが防風になっているので、ここで休憩

男岳から女岳を通過し、ムーミン谷をかすりつつ、阿弥陀池へ戻ることに。
事前に調べた感じだと、このムーミン谷を進んでいくところにツキノワグマがよく出るエリアがあるらしい。

ムーミン谷方面。その名のとおりムーミンの谷に似ていることからこう呼ばれるようになったらしい。春はお花畑も素晴らしいようだ。

阿弥陀池に戻ってきたら、男女岳へ行く。ここもやはり登るにつれてすごい強風だ。男岳より整備され登りやすいが、風に煽られ続けているといつもより疲れるのよ。。

吹きさらしのため、とても長居できない。
風がやわらかければ居心地が良い場所なんだろうけどなぁ

男女岳ピークから阿弥陀池に戻り、横岳にむかう。横岳からみた阿弥陀池・男女岳の風景が美しい。そしてその後は焼森は火山砂礫地が広がる。夏にはお花畑になるらしい。本当に見どころが多い山だなぁ。見渡せば早がけの紅葉が目に鮮やかである。今日ここに来れてよかったなぁとしみじみ感じる。この美味しい空気で体をいっぱいにしたくて、何度も深呼吸した。

横岳から見た男女岳と阿弥陀池方面。良い風景。空が青いなぁ

横岳ピーク

焼森ピーク
一回の登山でこんなにいろんな風景が見られるなんて贅沢

ここからは旧登山道と呼ばれる道を通って8合目駐車場へ戻っていく。紅葉した木の中を歩くのが気持ちがいい。途中、鎖場があった。久々の鎖場ちょっと楽しいじゃないの。

秋山満喫!!

 

するっと下山し、再びバスにのってアルパこまくさへ戻ったのだった。

登山後のジンギスカン最高!

アルパこまくさのすぐそばにあるジンギスカン屋さんへ。なんと定食でジンギスカンを食べさせてくれる。ジンギスカンで白菜、初めて食べたけど美味しい。やっぱり運動した後は肉である。この小屋っぽいお店の感じもアウトドアと合っていていいなぁ。

+ごはんとお味噌汁。このタレがめちゃ美味しくてごはんが進む。
ジンギスカン定食は1400円!(コスパすごすぎ)

肉と野菜をいっしょに食べられるジンギスカンってバランスいいな

tabelog.com


田沢湖をぐるっとしてからのお肌ピリピリ玉川温泉

本日のソフトクリームははちみつソフト
はちみつ感より、ミルク感がつよめ

 

日が暮れ始めた田沢湖をぐるっと回る。いちおうたつ子像も拝んでみる。ここで嬉しかったのは秋田にきて初めて秋田犬に会えたのだ。周囲から「大きい~~かわいい~~~」の声があがる。秋田犬はどこでもアイドルである。

たつ子像
奥には先ほど登った秋駒が、明らかにガスってる。冬はとても壮麗な風景になりそう

さて、いよいよ玉川温泉へ向かわなければ。この玉川温泉には2泊する予定だ。田沢湖からは45キロ程度。本日最後のドライブである。真っ暗で街灯のない山道をひたすら走るのだが、やっぱり地元の岐阜の山道と比べると道幅が広いような気がする。途中から車の中にも硫黄の匂いがしてきた。たくさん山歩きした後だから、温泉も気持ちが良いだろう。
玉川温泉につくと、チェックイン手続きとあわせて入浴時の注意を受ける。強酸性の温泉は初めてだ。

  • アクセサリー等の金属類を身に着けて入らないこと
  • 長湯をしないこと
  • 肌に負荷を与えないよう、浸かりながら肌をこすらないこと
  • 源泉が辛いときは無理しないこと
  • あがるときは、温泉成分を洗い流すこと
    などなど、、、

ここまでいわれると、ちょっと怖くなってくる。笑 大丈夫なのかなぁ。
玉川温泉の建物は新館・本館など、いくつもの建屋が渡り廊下で連結していて、迷路みたい。みんながきょろきょろしながら歩いている。

ここは「湯治目的の宿泊施設です。娯楽を求める方のご希望にはこたえられません」という事前のエクスキューズにもちょっと緊張していたが、まぁまぁ部屋は古いものの、思ったより全然いい。速度は遅いがWi-Fiもある。

食堂はビュッフェ形式。味はまぁ、社員食堂レベルだが、過食気味だったので調整ができるのはありがたい。あときりたんぽ鍋があって、これはとてもおいしかった。

蒸しサツマイモは好物である
もう胃腸が老いてるから夜はこれくらいで十分なんだよな

 

そしてランドリーがあったのがとてもよかった!さすが湯治の施設。汗をかいた登山ウェア等を含めて洗濯できたのだ。おかげで荷解き後の洗濯物も半減する。

初めての玉川温泉は、衝撃だった。髪や体を洗ってから、まずは源泉50%のお湯につかる。すでに肌がピリピリする。ななななんだこれは。5分ほど浸かってから、いよいよ源泉へ。ヒーーーーッすごいピリピリする。なんとなく肌をこすってしまわないように気を付ける。よくよく考えたら塩酸が含まれているって本当すごいよな。塩酸って自然にうまれるものなんだ。
源泉も7分ほどで上がって、ザックを背負った肩~腰を打たせ湯でマッサージしてから、弱酸性湯に浸かって温まり、かけ湯で全身を流して上がった。
大浴場前にあるウォーターサーバーで飲める冷水が美味しいこと!
部屋干の洗濯物だらけの部屋に戻り、布団に滑り込むと、疲れがとれてゆる~と体がほどけてきた。なるほど…これが玉川温泉の力なのか。

今日は4時起きで山に登り、150kmほど運転をし、さすがに疲れたなぁ‥(むしろ元気過ぎだろう)今思い返しても、この日の夜の記憶はおぼろげである。

 

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念願のマタギの里・阿仁でクマに会う!“あきたび”②

朝からととのい、最高の朝ごはん&ソフトクリーム

ぐっすり寝て、起きた私はボケボケしながらも朝サウナへ。今日は女が蔵サウナなのだ。早起きしてでも体験しなければ。

蔵サウナ!中はとても風情ある和モダン。もちろん清潔感も!

朝サウナ後は朝食のためにラウンジへ。夜も良かったけど、朝のラウンジも素敵だった。

朝陽が差し込んで、明るくて木のぬくもりを感じる良き空間に。

すっごく美味しかった!絶対いい一日になる朝ごはん
お味噌汁にはいっているワカメがつるつるとろとろで最高でした♪

元気に森長旅館を飛び出したわたくし、男鹿半島を離れる前に、ブルーベリーソフトを食べなければ。

いまは収穫時期を過ぎ、冷凍のブルーベリー。
クリーミーなソフトクリームと甘酸っぱいベリー、美味しいに決まっている

www.sea-topia.com

真っすぐな農道から山間を走リ抜け、阿仁へ

今回の旅のテーマのひとつが「ドライブ」。そう、気持ちい風景のなかをたくさん運転したかったのだ。そしていよいよ阿仁へ向かう道すがら、楽しみにしていた果てしなーく真っすぐな農道に出会えた!あーなんて爽快なの。左右は重たそうにこうべを垂れる稲穂が揺れる田が広がる。秋田の地方紙には新米の9割が良米と報じられていた。田んぼが実っているってすごくいい風景。豊穣って尊い

今日もローソンでコーヒーを買い、音楽と唱和しながらぐんぐんアクアたんを転がす。と、そう、阿仁までの道のりのほとんどが圏外なのでした。音楽配信サービスを利用している場合は事前DLをしておく必要あり!

上小阿仁の道の駅で本日2個目のソフトクリーム
ほおずきソフト。やさしい甘さとコクですーごく好きだった!

なんてわんぱくな食生活なんだ。(笑) 朝ごはんで満足し、昼は軽くつまんで済ますことにしたので、アイスおかわりを自分に許しちゃった。

もうひとつこの道の駅で出会ったうまきもの「みやまいなり」。高橋旅館がつくっている“おやつ”らしい。普通のおいなりさんよりもあまくて、お米がモチモチで柔らかくつぶれている。とっても美味しい。いなり寿司を極限まで和菓子に寄せていったような感じ。サイズも小ぶりでちょうどいい。こういう生菓子って現地にいないと食べられないよなぁ。

nanmoda.jp

しかしあれだなぁ、思ったより遠いなぁ。そして山道が広く、かつ極限まで信号がなくて走りよい。思った以上にドライブ満喫ができていいのだが、阿仁の滞在時間めっちゃ短くなりそう。(今回、阿仁に来てみたくて秋田を選んだというのに)

本当は翌日も阿仁でゆっくり過ごす予定だったのだが、登山を予定していた4日目は天候が怪しくなってきた。旅程を思うと一日繰り上げて、3日目である翌日に山に行くべきである。阿仁の山にするか?いや、それは熊が怖すぎるだろう‥。となると、翌日未明には阿仁を発たなければならない。くぅ!

マタギに会いたくて、阿仁

マタギの里にようやくこれたよ

阿仁を走る道には秋田内陸線が並走する。翌日朝、運よく電車が見られたが、レトロでとってもかわいかった。そして目的地の打当に着。まずは熊に会おうかな。

クマに会いに、くまくま園

くまくま園の奥のほうから、獣の咆哮が聴こえる


入場券とともにくまのおやつを購入する。岐阜生まれなので「クマ牧場」と言えば飛騨のイメージだったのだが、くまくま園のがずっと広い。(飛騨のクマ牧場もずいぶん前に行ったので今は違うのかも)そしてにおいもきつくない。
「ヒグマ舎」の看板に目がとまる。え、ヒグマいるの?そして聞こえる「ぅおおおおぉぉぉ…」という雄たけび。こえー

くまくま園 公式ホームページ | くまに会いにいこう。

ツキノワグマたちはとってもかわいかった。もちろんクマの幸せとか考えたら、一言では片づけられないけど、でも、愛らしい。おやつをお口でキャッチしようと何度もチャレンジする子、おやつ頂戴と手を「やぁ」とあげる子。木登りして遊んでいる子。こんなに静かにのんびり近くでクマだけを見ることってないもんなぁ。
シャッターが止まらない。その一方で「クマは猛獣です。お手荷物を落とした場合、拾うことはできません」の張り紙に緊張する。やべぇ…絶対何にも落とさんようにせんと‥。

きれいな月の輪

この距離で見るとフォルムがジャンガリアンハムスターみたい
毛がつやつやでふわふわだ。ちょうど冬毛になったばかりらしい

きもちよさそう

そしていよいよヒグマ。こわ!でかい。全然ツキノワグマとちがう。大迫力だ。

こわい

「ヒグマにおやつをあげないでください。闘争が起こります」の張り紙にもビビる。ヒグマってなんでそんな臨戦態勢なのさ。あとから飼育員さんと話したら、4匹も外に出ているのはラッキーらしい。相性のいい個体のときに外に出すようにしないと、殺し合うらしい。なんでそんなry…

もともとこの牧場はツキノワグマのみで、害獣駆除などで母グマを失った孤児クマを保護する施設だったが、いまはこの園で繁殖した子たちしかいないのだとか。
ヒグマは11年前に凄惨な事故を起こしたことにより廃園になった園から、専用の施設を建てることを条件に引き受けたそう。飼育員さんから聞くまで、この事故のことも知らなかったなぁ。。

飼育員さんは「こんな環境で幸せなのかと思うけど、もう森では生きられないしね‥」と複雑な気持ちを胸に、クマたちを飼育している様子。でも、このつやつやの毛並み、元気に動き回って、ノイローゼになっている子も見えないし、大事にお世話されていることは伝わってきます。動物(自然)との共生は答えが出ないテーマだ。

「クマ可愛い」とのたまう俺。「今朝駐車場にクマでたよ」と聞き「え!怖っ」と露骨な反応をし、飼育員さんは苦笑い。(すみません、底の知れた人間で‥)
思ったより、楽しかったくまくま園を後にする。一人でも多くの人が来て、クマの飼育費が潤いますように。くまくま園は11月までの営業でクマの冬眠にあわせて、雪解けの春まで休園するそう。ふわふわ冬毛のクマたちに会えてよかった。

マタギ資料館@打当温泉マタギの湯」

阿仁マタギ、なんてロマン溢れる言葉でしょう。
私はかつて「邂逅の森」という小説を読んで、マタギのロマン、生き方、そして秘められた信仰や掟に強く興味を惹かれた。いつか行きたかった阿仁。この山深き阿仁!心震えるわ。

▼「邂逅の森」熊谷達也著 めちゃくちゃ面白い。一度読んだら忘れられない。

https://amzn.asia/d/74biCjq


本日の宿でもある打当温泉マタギの湯」、その別館にマタギ資料館がある。部屋に荷物を解いたら、早速見学だ!

マタギ資料館のはく製

 

資料館で見るものと本で読んだことが、パチパチと符合していく。
しかし…こう言っては何ですが、情報が薄い!だいたい知っているよ。やっぱり本当のマタギの姿が公に展示されるわけないんだ。くぅ、マタギに会ってお話が聞きたいぃ…。
そんな物足らない思いを胸に、大浴場へ。さらっとした、真水にちかいお湯のとっても入りやすい温泉だ。この感じ、昨年春にいった秋山郷の温泉ととってもよく似て
いる。山深い里だし、何かの自然の条件が似ているのかもしれない。特に露天がすごくいい。温度もちょうどよくいつまでも浸かっていたくなる。

イワナの塩焼きにマスやナマズのお造り
滋味あふれる山の幸がとっても幸せ

郷土料理のだまこ鍋 めっちゃ好みなお鍋

天候を鑑みて翌日は急遽登山の予定に切り替えた。旅館にご相談して、朝食キャンセル(料金は払う)させてもらい、夜のうちに清算を済ませ、早朝に発つことに。
あーーーーー朝ごはん、絶対美味しかった。だって、お料理美味しいもん。そして朝風呂したかった。正直翌日以降の宿は料理も部屋も格下だと思うと、余計に惜しい。でもなぁ。。これで登山チャンスを逃したら、後悔が残る旅になってしまう。ぐすん。

夕食後、真っ暗な露天風呂にいくと月がとっても明るく、目が慣れてくると山々の稜線が浮かび上がった。明日はきっとよく晴れるだろう。風呂あがり、売店で動物文学の第一人者:戸川幸夫の「マタギ」というタイトルの文庫本を発見して即購入。彼のマタギ密着ドキュメンタリーなんて、面白いに決まっておろう。現地ならではの本との出会い、いいね。(旅先で本を買う癖は直したい)


山に包まれている場所にいるとすごく安心する。その晩も夢も見ず熟睡だった。

 

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